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漢方の使い方
花粉症には漢方薬がよく効くと云われます。西洋薬との違いは何処にあるのか考えてみましょう。西洋薬の場合は花粉症の症状が既にある場合に、その症状そのものを沈静化する方向で使用されます。
一方、漢方薬は体質を改善することによって、花粉症の症状が出ないようにする方向で使用されます。具体的に言うと、花粉症の症状がひどい時には、まず西洋薬を使用してその急激な症状を抑え、その後、症状が治まってきたら漢方薬を使用して体質の改善をしていくようにする、というようなイメージです。
漢方薬にも色々ありますので、そのすべてが花粉症に効果があるわけではありません。また、漢方薬は基本的に即効性があるものではないので、その辺りはちゃんと理解した上で使用して下さい。
少しばかり飲んだからといって、すぐに効き目が表れてくるわけではありません。ある程度継続して使用することで徐々に効果が出てくるものなのです。また、同じ漢方薬でも使用する人によって効果の表れ方に違いが出てくることもあります。
元々持っている体質というものは人それぞれですから、当然効きやすい人と効きにくい人が出てきます。そこで、いかに自分に合ったものを見つけるかが重要になってきます。西洋薬と漢方薬を上手に使い分けることが、花粉症の対策には大切なことなのです。
漢方で花粉症対策