漢方で花粉症対策

花粉症の対策としては普通の医薬品を服用すること以外に、漢方薬を服用すると良いといわれています。花粉症に効果的な漢方薬についての考察です。

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漢方で花粉症対策

花粉症の2つのタイプ


漢方薬はその人の体質に合ったものを使用することで効果が出てきます。花粉症に良いとされている漢方薬は1つだけではありません。花粉症の症状によって、使用すべき漢方薬も変わってきます。


花粉症の症状は大きく分けると「寒タイプ」と「熱タイプ」とに分けられます。そして、この2つのタイプそれぞれに効果的な漢方薬というものがあるのです。寒タイプは、鼻水が多量に出て水っぽく、くしゃみも激しくでます。そして身体が冷えやすいという特徴があります。


熱タイプは、鼻水が黄色っぽくネバネバしており、咽喉に痛みがあり、微熱があることが多いです。寒タイプに効果的な漢方薬として代表的なものは「小青竜湯」(しょうせいりゅうとう)です。この漢方薬は体内の水の循環を良くする働きがあり、風邪にともなう気管支喘息などにも効果があります。


慢性のアレルギー性鼻炎の場合は、半年以上は飲み続けた方がよいでしょう。熱タイプの場合は鼻がつまりやすいので、蓄膿症などの炎症も抑える「辛夷清肺湯」(しんいせいはいとう)が効果的です。漢方では、鼻は肺と関連しているので、肺の熱を冷ますことで鼻の通じを良くするという考え方に則った薬です。こちらも、慢性のアレルギー性鼻炎に効果があります。どちらの薬も、使用する前に漢方の専門家に相談することをお忘れなく。


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